赤を啜り、終焉は虚無と知る
作品紹介

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STORY

ルージュ大陸。
この大陸ではかつて人間とバンパイアが争いを繰り広げていた。
その争いは果てしなく続くかとも思われていたが、数年前、大陸有数の戦力を誇る「マゼンタ王国」のシナバー将軍がこれを討伐、バンパイアは人間の前から姿を消した。

同時期、マゼンタ王国では次期国王エカルラートが殺害される。
殺害したのはエカルラートの親友でもあり「真紅の将軍」と呼ばれたクリムゾン。
バンパイアと内通していたクリムゾンは死罪となった。
大陸に平和が訪れたかと思われたが、国力を蓄えたマゼンタ王国は大陸統一に向け動き始める。
そんな中、かつてバンパイアに家族を奪われた青年オーカーがマゼンタ王国騎士団の門を叩く。

WHAT's ”赤啜”

2010年12月 藤枝市民会館ホールにて初演。

産業革命前後をモチーフにした架空の世界で、急速に文明を発展させ勢力を拡大していく”ヒト”と、ヒトの血を啜って生きる”化け物”との戦いのなかで祖国に裏切られ全てを失った男が、その復讐の先に”ヒト”の本質を問う。

”Visual Rock Entertainment Stage”の重厚な世界観とド派手なステージワークで観客を魅了した本作品は、『D(2006)』『Beautiful Beast(2008)』『Heaven's Tear(2008・2009)』を始めとしたそれまでのZ・A作品の集大成として、今なおZ・A最高傑作と高い評価を得ている。

そして2020年2月、脚本を再構築し新たな作品として清水マリナートにて上演!!

出演

オーカー:安富淳也
ニール:登澤祐吾
バーミリオン:粥川あやか
バーガンディ:松野朋美
ソルフェリノ:長谷川万桜
シナバー:武長諒
マゼンタ:西下優希
カーマイン:藤森杏菜
シンシャ:水沢詩生
アリザ:飯塚愛佳
リサージ:見崎夏帆
モモコ:原野扶有美
スカーレット:八木安菜
シャド:山本茉利奈
ギュールズ:小泉早紀
セキ:伊藤彩希
コウ:小塩千生
クリムゾン:木田博貴
兵士・他:廣瀬健
兵士・他:岩田秀穂
兵士・他:高村菜穂子