赤を啜り、終焉は虚無と知る
世界観・用語

用語解説 ”赤ペディア”

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<目次> ・世界観  ・用語  ・登場人物

世界観 ・・・

現実世界の産業革命の頃のヨーロッパ地方がモチーフとなっている架空の世界。
人間に混ざり、バンパイアの存在も確認されている。
ファンタジー作品ではあるが、魔法などの概念はなく、バンパイアと一部の登場人物たちが超常的な存在として描かれている。
銃などの火器も存在するが、命中精度は高くなく、多くの国家が剣や槍などの武器を主に採用している。

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用語解説 ・・・

<ルージュ大陸>

物語の舞台となる、大小さまざまな国が入り混じる大陸。
自然豊かで、鉱物資源も豊富である。
ルージュ大陸以外にも大陸が存在することが示唆されているが、定かでは無い。

<バンパイア>

本作における重要な存在。
「始まりのバンパイア」と呼ばれるたった一体のバンパイアから生まれた存在である。
人間の血肉を好む為、古くから人間達に怖れられる存在だった。
人間の血を吸うことで眷属にすることが可能。しかし「始まりのバンパイア」から関係が薄くなればなるほど、その能力や知能は低下する模様。
その為、人間は「始まりのバンパイア」に直接血を吸われた存在を「アインス」、そのアインスに血を吸われた存在を「ツヴァイ」、ツヴァイに血を吸われた存在を「ドライ」と呼称する。
「ドライ」に至っては知性をほとんど持たないため、バンパイアと言うよりはアンデッドに近いものと考えられている。
かつてはマゼンタ王国を脅かすほどの勢力だったが、ある日を境に生息地だった森を追われ、その目撃情報は激減した。

<バンパイア・アインス>

バンパイアの一種。
「始まりのバンパイア」に血を吸われ眷属となった元人間。
人間だった頃の記憶も意識も残しているのが特徴である。その為、「始まりのバンパイア」以外では唯一会話をすることが出来る。
人間を凌駕する身体能力を有するため、並の人間では太刀打ちできないと言われている(劇中では、バーガンディが自身の生徒たちにアインスと出会ったら逃げろと忠告している)。
またバンパイア特有の長寿となるため、何百歳も生きているアインスも存在している。
しかしその能力とは対照的にその数は少なく、数体しか確認されていない。
そのいずれも「始まりのバンパイア」に絶対の忠誠を誓っている模様である。
またどの個体も人間への憎悪を抱いている事が示唆されており、バンパイアになったことで残虐性が増しているため、人間を対等に扱うことが少ない。

<バンパイア・ツヴァイ>

バンパイアの一種。
「アインス」に血を吸われ眷属となった元人間。
アインスと違い、人間だった頃の記憶や意識は微かにしか残っておらず、それも時間の経過と共に無くなる模様。しかしその身体能力は人間だった頃よりも遥かに上昇するため、人間達には警戒されている。
会話をすることは出来ないが、意識が残っている内は言葉を発することが出来る。しかしそれはうわごとの様な言葉であり、生前の強い感情が反映されるようである。
知性は高くないが、本能的に自身の主であるアインスには忠実に従う様で、命令を受けてドライと共に人間の村を襲う事もある。
アインスに比べれば数は多いが、元々アインスが眷属を作りたがる個体が少ないらしく、思ったより数は少ないとされている。

<バンパイア・ドライ>

バンパイアの一種。
バンパイアの一種。「ツヴァイ」に血を吸われ眷属となった元人間。
バンパイアと呼ばれてはいるが、知性を殆ど持たないため、アンデッドと呼ばれることも多い。
際、人間の血肉を求めるだけの動く死体である。身体能力は人間とさほど変わらず、再生能力も高くは無いため、一般の兵士でも倒すことは可能。しかし生命力が強く、一度増え始めると爆発的に増殖するため、その物量で人間を脅かす。
またドライに血を吸われてもドライにしかならず、その能力は落ちていく。
もっとも目撃されるバンパイアであるが、ドライがいるということはツヴァイも近くにいるのではないかと恐れられる。

<マゼンタ王国>

物語の中心となる王国。
マゼンタ王を中心とした国家。
王制を敷き、王家による世襲制である。また貴族社会でもある。
一夫多妻制ではないため、後継ぎが娘しかいない場合は婿を取る事もある。
かつては数ある小国の一つだったが、先代のマゼンタ王の頃より頭角を現し、現マゼンタ王が即位後、その名は大陸に轟く軍事国家となった。
しかしバンパイアの生息地が領内に存在していると言う情報があるためか、以前よりバンパイアの被害が絶えない。その為、大陸統一への足掛かりをなかなか掴めないでいた。
主な産業は農業だったが、シナバー将軍が手腕をふるうようになってからは、蒸気機関などの開発が進み、産業が発達し、他国に先駆けて工業が盛んになった。
それに伴い、精度の高い武具の開発も進み、戦争時における補給路の確保が容易になり、軍事力をさらに向上させた。そしてバンパイアの生息地の制圧も完了し、その勢いのまま大陸統一と言う悲願を果たそうとするが、その矢先バンパイアが再び襲い掛かる。

<東部都市国家>

マゼンタ王国の同盟国。
商業都市が複数集まり、国家として形成されたと言う経緯を持つため、商業が盛んであり、近隣諸国との貿易で財を成している。また海が近いため、海産物も豊富である。
反面、軍事力は低く、他国の侵略に常に脅かされていたが、その国力に目を付けたマゼンタ王国と同盟を締結。貿易を優先的に行う代わりに、国の防衛を約束される。
同盟後、東部都市国家の東側にマゼンタ王国最大規模の砦が築かれることとなった。

<ベニバナ村の悲劇>

10年前に起こった、マゼンタ王国片隅の小さな集落ベニバナ村がバンパイアによる襲撃を受けて全滅した事件。
バンパイアに襲撃される村は各地で報告されていたが、ベニバナ村は当時のバンパイアの動向から安全とされ、他の村の警護に王国の兵が配備されていた。
しかしその裏をかくかのように、その日バンパイアはベニバナ村だけを襲撃。
村は燃やされ、村人の大多数がバンパイアに変えられた。しかし異変に気付いた一人の将軍が救援に向かったため、村人はバンパイアとして他の村を襲うことはなく被害はベニバナ村だけに抑えられた。
ベニバナ村の生存者はたった一人。それが本編の主人公「オーカー」だった。
この日の出来事に国民は恐怖に怯え、マゼンタ王に対する信頼を失いかけたため、マゼンタ王国がバンパイア討伐に本腰を入れる一つのきっかけとなった。

<エカルラート暗殺事件>

5年前、マゼンタ王国で起こった、王国史上最悪と評されている暗殺事件。
マゼンタ王国王女カーマインの許嫁であり、次期国王候補であったエカルラートが暗殺された事件である。
その犯人は、カーマインやエカルラートの幼馴染であり、マゼンタ王国の将軍でもあったクリムゾン。
クリムゾンは東のはずれの森で、エカルラートと国内で禁止されているはずの決闘を行い、決闘の最中エカルラートを殺害。逃亡を図ったが、偶然周辺の警戒任務に当たっていたシナバー将軍がこれを発見、拘束し犯行が明らかになった。
当初犯行を否認していたクリムゾンであったが、公開裁判の場にて数々の物証・証言が出てきたことと、兼ねてよりバンパイアと内通しているという疑いを持ち独自の調査を進めていたシナバー将軍の追究により、犯行を自白。その家族もろとも死罪となった。
エカルラート殺害の理由は、バンパイアと内通し、マゼンタ王国を内部から崩壊させるためだったと言われている。
次期国王が自国の将軍に暗殺されると言うショッキングな事件は大陸中に広まり、様々な憶測が飛び交った。

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登場人物 ・・・

オーカー

本作の主人公。マゼンタ王国の新人騎士。>>詳細

ニール

オーカーの同期生で親友。>>詳細

バーミリオン

マゼンタ四将軍の一人。「鮮血のバーミリオン」の異名を持つ、大陸随一と噂されるほどの剣の使い手。>>詳細

バーガンディ

マゼンタ四将軍の一人。「烈火のバーガンディ」の二つ名で呼ばれる。騎士養成アカデミーの教官も務めている。>>詳細

ソルフェリノ

マゼンタ四将軍の一人。通り名は「微笑のソルフェリノ」。オーカー、ニールの上官。>>詳細

シナバー

マゼンタ四将軍の一人。通称「高潔のシナバー」。マゼンタ王国の内外全てを任されている。>>詳細

シンシャ

オーカーやニールの同期生でシナバーの実の妹。>>詳細

マゼンタ

マゼンタ王国国王。>>詳細

カーマイン

マゼンタ王国王女。>>詳細

アリザ

マゼンタ王国の同盟国、東部都市国家の王女。マゼンタ王国に留学中。>>詳細

リサージ

東部都市国家の外交官。>>詳細

モモコ

かつてエカルラート家に仕えていた使用人。>>詳細

スカーレット

シャド

ギュールズ

セキ

コウ

クリムゾン

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