マゼンタ王国の将軍の一人。
「高潔の将軍」若しくは「高潔のシナバー」の異名を持つ。
常に勝利を信条とし、あらゆる策を講じ多くの成果を上げ自身を含め自軍の被害を最小限に抑える戦いをすることから国民からこう呼ばれる。
他の将軍とは違い武よりも智の将軍であり、個ではなく軍としての戦いを得意とする。とは言え剣の腕が低い訳では無く、バンパイアツヴァイ程度なら簡単に葬ることが出来る。
その頭脳は大陸でも指折りであり、様々な戦術や兵器を開発し、多くの科学者・発明家に投資をし、産業の革命を実現させる。
シナバーが内政を司るようになって以降、国内の生産高は飛躍的に向上し、国民が快適な生活を送れるようになっている。
前述の通り内政を務めながらも、外交も務めている。敵対国との交渉は勿論、侵攻作戦を指揮する事も有る。
かつてバンパイアの生息地であった大森林に討伐に赴き、その多くを掃討したため、バンパイアの被害が劇的に減少した。またエカルラート暗殺事件の犯人であるクリムゾンを拘束したのも彼である。
数々の功績を認められかつてカーマインの許嫁だったエカルラートの死後、カーマインの新たな許嫁としてマゼンタに迎えられる。
以降は次期国王候補としてマゼンタ王国の実権を握る。
シンシャと言う妹がおり、多忙なため滅多に会うことは出来ないが、関係は良好な模様である。妹にはいつも自身の武勇伝を聞かせている様である。